Airffic Inspect
屋根・設備を含む、建物のAI点検
管理する棟数が増えるほど、点検は「全部見る」ことが難しくなります。必要なのは、どこから手を付けるかを決めるための順序です。
全部を同じ密度では見られない
管理する建物が10棟、20棟と増えていくと、すべてを同じ密度で点検し続けることは 現実的でなくなります。かといって手を抜けば、傷みが進んでから気づくことになる。
この状況で効くのは、点検の精度を上げることではなく、優先順位を付けられるようにすることです。 どの棟のどこが、どの程度なのか。それが並んでいれば、限られた人手をどこに向けるか決められます。
診断できる範囲
判定の対象は写真です。建築・設備の外観診断として、写真から視認できる劣化を検出します。
| 扱えるか | 補足 | |
|---|---|---|
| 外壁のひび割れ・剥離 | 扱える | 主眼としている領域 |
| 錆・腐食 | 扱える | 金属部・設備まわりを含む |
| シーリングの劣化 | 扱える | 写真に写る範囲で |
| 屋根の外観の傷み | 扱える | 上から撮影できれば。屋根専用の調査手法は置き換えない |
| タイルの浮きの深さ | 扱えない | 打診や赤外線調査が必要 |
| 内部・下地の状態 | 扱えない | 写真に写らないため |
扱えないものを曖昧にしないほうが、結果として使いどころが定まります。 見えるものは AI が拾い、見えないものは専門の調査に回す。この切り分けが前提です。
棟数が多いときの回し方
- 01一巡目:代表面だけ撮る各棟の主要な面を数枚ずつ。細部には踏み込まず、全体を一度通します。
- 02緊急度で並べ替える「高」が出た棟から順に、詳しく見る対象を決めます。
- 03二巡目:気になる棟を寄りで撮る一巡目で引っかかった箇所を、近づいて撮り直します。
- 04記録として残す半年後、一年後に同じ面を撮れば、進行の度合いを見比べられます。
棟数に対する費用
| 月額 | 診断数 | 1件あたり | |
|---|---|---|---|
| 無料プラン | 0円 | 月3件 | 0円 |
| スターター | 9,800円 | 月50件 | 約196円 |
| プロ | 29,800円 | 月300件 | 約99円 |
超過分は1件あたり300円で追加できます。プロプランではチームメンバーの管理と優先サポートが付きます。
よくある質問
外壁以外も診断できますか?
写真から視認できる範囲であれば診断できます。判定は建築・設備の外観診断として行われるため、屋根、外壁、設備まわりなど、外から見える劣化が対象になります。ただし外壁を主眼に設計されているため、屋根専用の調査手法(赤外線による含水の検出など)を置き換えるものではありません。
棟数が多い場合、どう使うのが効率的ですか?
まず各棟の代表的な面を撮って一巡し、緊急度の高いものが出た棟から詳しく見ていく、という順序が実際的です。診断は履歴に残るため、どの棟をいつ見たかも追えます。プロプラン(月額29,800円・月300件)なら1件あたり約99円で回せます。
検出された緊急度はどう決まっていますか?
三段階です。高は即時の対応が必要なもの(構造的な危険、漏水、大規模な剥落など)、中は3〜6か月以内の対応を推奨するもの(ひび割れの進行、錆の浸透など)、低は年次点検での確認で足りるもの(軽微な変色、小規模なひびなど)です。あわせて推奨される対応も提示されます。
点検の記録として残せますか?
残せます。診断結果は物件名とともに履歴に蓄積され、後から参照できます。同じ箇所を定期的に撮っておけば、劣化の進行を記録として追えます。
有資格者による点検の代わりになりますか?
なりません。法令で有資格者の調査が定められている場面では、資格者の判断が必要です。写真に写らないもの——内部の状態、打診でしか分からない浮きの深さ——も判定できません。専門の調査に入る前に、どこを重点的に見るべきかの当たりを付けるための道具として使ってください。